オリバースポーツフィールド射水は、射水市スポーツ推進計画の一環として、富山新港東埋立地にフットボール競技の振興のほか、周辺のスポーツ施設や観光資源とも連携を図ることで周辺地域の方々にも広く利用される施設となることが求められたプロジェクト。
2面のフットボールコートの中央に大屋根のクラブハウス棟を計画し、その大きな屋根の下にフットボール利用者、観戦者、施設管理者、市民の方々が寄り合うように計画をした。
試合観戦時には2面分のコートの観戦者が一同に集い、会場全体で一体感のある盛り上がりを演出し、運営面では管理者が双方のコートで起こる出来事にすばやく対応ができる、目が行き届きやすい安心安全な施設計画となっている。
大屋根上の展望デッキは、俯瞰的なサッカー観戦が楽しめる他、町の魅力である富山湾、立山連峰、新湊大橋を一望できる、新しい地域の方々の交流拠点となることを目指している。

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